2010.04.28(Wed)
邪悪なほっぺ
2010.04.12(Mon)
ビスクのしつこい汚れには
今日はちょっと骨のあるビスク掃除をしていました。
ふつう汚れているビスクドールは、台所洗剤(ジョイがおすすめ)を
ガーゼかコットンに少しつけてふくだけできれいになります。
もっと汚れているときは、豚毛や馬毛の歯ブラシと洗剤でこすります。
しかし、それだけでは取れない汚れもあります。
たとえばウィッグやペイトは、昔はにかわで貼り付けられていたので
爪で削れば取れますが、その後の時代で修理したとき、貼り付けに
黄色いボンドを使われていることが多いため、汚い汚れが残ります。
修理は日本人の感性で言うと雑にされていることが多いです。
というわけで、アマゾン送料無料が延長になったこともあり、
(延長期間がいつまでかは未定だそうです)
落ちない汚れに便利なグッズを下のくるくるに集めました。
今日の汚れは2種類。
ひとつは黄色いボンド汚れで、ボンドがうっかりついた手で
ビスクをさわったせいで汚れてしまったもの。
もうひとつは、目のリセットのときの石膏汚れだと思っていたら
まぶたを塗りなおしたときのアクリル絵の具汚れ。
ボンド汚れは「アロンアルファリムーバー はがし隊」を使います。
ゼリー状のアセトンです。これを汚れの上にこんもり塗ると、
汚れが溶けてくるので化粧コットンでふきます。
ふいた直後に手でさわってみて、ベタベタしなくなるまで
塗る→ふくを繰り返します。
塗る→ふくを繰り返していると、ボンド汚れが薄く広がっていきます。
光に当てて、テリが見えるようならそこもリムーバーでふきます。
1本無くなるぐらいの勢いのときもあるので、
2~3本買っておくと安心です。
アクリル絵の具汚れは最初、石膏汚れかと思っていました。
石膏汚れは待ち針を使ってちくちくと削ればポロポロと取れるので、
最後に水をひたしたコットンでふいて白い汚れを取ります。
しかしアクリル絵の具は待ち針では取れません。
これはやはりアロンアルファリムーバーはがし隊で拭います。
さて難しいのは目の表面や目のふちについた汚れ。
ここの汚れはリムーバーを少しずつつけて削りますが、
待ち針では角度的に難しいので、小林製薬の糸ようじを使います。
小林製薬の糸ようじはビスクの掃除にすごく便利です。
フロスの部分は使いませんが、先のピックの部分が、
鬼のように鋭くてしかもうまい感じにカーブしています。
これを使ってまぶたのやや裏の部分まで掃除ができます。
目じりや目頭に近い目玉にホコリがたまって掃除しにくいときなどにも
役立つし、余分なアイワックスなども削れます。
どこにでもあるわりに優れものなのでおすすめです。
ただし石膏のような硬いものは削れません。
あと細かいところの掃除に便利なのがベビー綿棒。
主な用途は、洗剤をつけて鼻の穴と耳の穴の掃除という
本物のベビーと同じようなメンテナンスですが、
ボンド汚れの仕上げに点状の小さな汚れをきれいにするときに、
リムーバーを綿棒につけてこすってを繰り返すときにも使えます。
ふつう汚れているビスクドールは、台所洗剤(ジョイがおすすめ)を
ガーゼかコットンに少しつけてふくだけできれいになります。
もっと汚れているときは、豚毛や馬毛の歯ブラシと洗剤でこすります。
しかし、それだけでは取れない汚れもあります。
たとえばウィッグやペイトは、昔はにかわで貼り付けられていたので
爪で削れば取れますが、その後の時代で修理したとき、貼り付けに
黄色いボンドを使われていることが多いため、汚い汚れが残ります。
修理は日本人の感性で言うと雑にされていることが多いです。
というわけで、アマゾン送料無料が延長になったこともあり、
(延長期間がいつまでかは未定だそうです)
落ちない汚れに便利なグッズを下のくるくるに集めました。
今日の汚れは2種類。
ひとつは黄色いボンド汚れで、ボンドがうっかりついた手で
ビスクをさわったせいで汚れてしまったもの。
もうひとつは、目のリセットのときの石膏汚れだと思っていたら
まぶたを塗りなおしたときのアクリル絵の具汚れ。
ボンド汚れは「アロンアルファリムーバー はがし隊」を使います。
ゼリー状のアセトンです。これを汚れの上にこんもり塗ると、
汚れが溶けてくるので化粧コットンでふきます。
ふいた直後に手でさわってみて、ベタベタしなくなるまで
塗る→ふくを繰り返します。
塗る→ふくを繰り返していると、ボンド汚れが薄く広がっていきます。
光に当てて、テリが見えるようならそこもリムーバーでふきます。
1本無くなるぐらいの勢いのときもあるので、
2~3本買っておくと安心です。
アクリル絵の具汚れは最初、石膏汚れかと思っていました。
石膏汚れは待ち針を使ってちくちくと削ればポロポロと取れるので、
最後に水をひたしたコットンでふいて白い汚れを取ります。
しかしアクリル絵の具は待ち針では取れません。
これはやはりアロンアルファリムーバーはがし隊で拭います。
さて難しいのは目の表面や目のふちについた汚れ。
ここの汚れはリムーバーを少しずつつけて削りますが、
待ち針では角度的に難しいので、小林製薬の糸ようじを使います。
小林製薬の糸ようじはビスクの掃除にすごく便利です。
フロスの部分は使いませんが、先のピックの部分が、
鬼のように鋭くてしかもうまい感じにカーブしています。
これを使ってまぶたのやや裏の部分まで掃除ができます。
目じりや目頭に近い目玉にホコリがたまって掃除しにくいときなどにも
役立つし、余分なアイワックスなども削れます。
どこにでもあるわりに優れものなのでおすすめです。
ただし石膏のような硬いものは削れません。
あと細かいところの掃除に便利なのがベビー綿棒。
主な用途は、洗剤をつけて鼻の穴と耳の穴の掃除という
本物のベビーと同じようなメンテナンスですが、
ボンド汚れの仕上げに点状の小さな汚れをきれいにするときに、
リムーバーを綿棒につけてこすってを繰り返すときにも使えます。
2010.04.09(Fri)
アンティークの消臭
古い古いドレスやお人形(主にウィッグ)、たまに変なにおいがします。
においの原因をざっくり分類すると、
タバコの煙
香水(ポプリ)
酸化した皮脂
カビ臭さ
こんなところでしょうか。
詰め物はどんなに古くてもあまり臭いがしないので、
やっぱり外気に触れるところから移された臭いが強いようです。
消臭をするには通気の良いところで臭いが無くなるまで陰干し、が最適です。
またはクローゼットぐらいの気密性で良いので密閉できる箱を用意して、
活性炭(キムコ)と湿気取りを入れておいて、たまに空気を入れ替えても。
臭いの分子には水溶性のものが多いので、このようにしてドレスなどに含まれた
湿気を蒸発させることで、湿気といっしょに臭いが飛んでしまいます。
冬にふつうに置いてある50㎝用のドレスを袋に入れて湿気を蒸発させるだけでも、
0.5ccほどの水分が取れました。
0.5ccの水はおよそ1リットルの水蒸気になります。
この大量の水蒸気が、臭いの分子を飛ばしてくれます。
(密閉した空間ではいったん人形やドレスから出た
臭い分子が戻らないようにキムコと湿気取りで吸収します。
湿気を適宜加えて、さらに臭いが取れるように、何度か
湿気を加えるために空気を入れ替えます)
湿気取りがこけて水がこぼれないように気をつけてください。
ファブリーズも、基本的には水を吹きかけて蒸発させることで臭いを取ります。
それにプラスして、脂溶性など水だけでは飛ばない臭いを封印するために、
活性炭のようなはたらきをするデキストリン(糖)を加えています。
しかし古いドレスはたいてい汚れているので、
水を吹きつけると茶色い小さな輪ジミの原因になるのと、
人形やドレスのように長い年月保存する種類のものは、
防カビ剤の効果が無くなった後、布の上に残ったデキストリンが分解されて
カビや小さな虫のエサになるかもしれないので、私はファブリーズは使っていません。
早く臭いを取りたい場合は、使ったあとお湯を捨てた
湿気の多いお風呂場に吊るして、お風呂換気を一晩かけると良いでしょう。
天井からしずくが垂れるぐらい高い湿気だとシミになるのでご注意を。
においの原因をざっくり分類すると、




こんなところでしょうか。
詰め物はどんなに古くてもあまり臭いがしないので、
やっぱり外気に触れるところから移された臭いが強いようです。
消臭をするには通気の良いところで臭いが無くなるまで陰干し、が最適です。
またはクローゼットぐらいの気密性で良いので密閉できる箱を用意して、
活性炭(キムコ)と湿気取りを入れておいて、たまに空気を入れ替えても。
臭いの分子には水溶性のものが多いので、このようにしてドレスなどに含まれた
湿気を蒸発させることで、湿気といっしょに臭いが飛んでしまいます。
冬にふつうに置いてある50㎝用のドレスを袋に入れて湿気を蒸発させるだけでも、
0.5ccほどの水分が取れました。
0.5ccの水はおよそ1リットルの水蒸気になります。
この大量の水蒸気が、臭いの分子を飛ばしてくれます。
(密閉した空間ではいったん人形やドレスから出た
臭い分子が戻らないようにキムコと湿気取りで吸収します。
湿気を適宜加えて、さらに臭いが取れるように、何度か
湿気を加えるために空気を入れ替えます)
湿気取りがこけて水がこぼれないように気をつけてください。
ファブリーズも、基本的には水を吹きかけて蒸発させることで臭いを取ります。
それにプラスして、脂溶性など水だけでは飛ばない臭いを封印するために、
活性炭のようなはたらきをするデキストリン(糖)を加えています。
しかし古いドレスはたいてい汚れているので、
水を吹きつけると茶色い小さな輪ジミの原因になるのと、
人形やドレスのように長い年月保存する種類のものは、
防カビ剤の効果が無くなった後、布の上に残ったデキストリンが分解されて
カビや小さな虫のエサになるかもしれないので、私はファブリーズは使っていません。
早く臭いを取りたい場合は、使ったあとお湯を捨てた
湿気の多いお風呂場に吊るして、お風呂換気を一晩かけると良いでしょう。
天井からしずくが垂れるぐらい高い湿気だとシミになるのでご注意を。
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