2011.09.27(Tue)
失敗ボンネット
2011.09.21(Wed)
はじめてのテディベア

台風警報で休みになった


まだボアは縫い目がからんで難しいので、フェルトです。
毛がないので、痩せた

100円ショップの大きいフェルトを使ったのですが、
100円ショップフェルトは、カットした小さいフェルトは薄手でドール関係に使いやすいのですが、
大きいフェルトは薄くてスカスカなので、破れやすいです。
縫い目が見えやすいよう、黒糸2本どり。
黒糸は、今回は30番を使いました。
太くてやわらかいので、縫っているあいだからみにくく、
縫うスピードがかなり上がっていました。
からまってもかんたんにほどいて修正できます。
二枚合わせて縫うとき、ずれないように、
安全ピンでとじて渡すようにしたのですが、
それで上手に縫えるようです。
綿も自分で入れて自分でとじたので、
わきからちょっと綿がもれています。
足の裏のパッドや頭など、カーブを合わせながら立体的に縫うところも
予想外にうまく縫えていました。
鼻の刺繍と最後の組み立ては、私です。
うつっていませんが、ボタンジョイントです。
目は、動眼もあったのですが、大きい黒い目が良いとのこと。
手元にあった一番大きい目を使いました。
うしろのクッションは、この子のために

最後に首の



と教えると、ハッピーバースデーを歌いながら、もりあがって結んでいました。
2011.09.19(Mon)
ハロウィンまで50日ちょっと

秋はアンニュイになるのが例年の秋でしたが、
ハロウィンが一般的になってから、秋もバタバタするようになった気がします。
仮装できるという点で、クリスマスよりも楽しいかもしれません。
まだハロウィンまで50日以上あるのに、

ハロウィン準備に入りました



このあとボンドで、フェルトのこうもりや星のスパンコールなど、
いろいろ飾りをつけていました。
ハロウィンまでに、

帽子をかぶせるつもりだそうです。

針は4ノ3ぐらいの大きめのものが使いやすいようです。
鋏は、小さい金色のものを使いたがります。
先が尖っているのが使いやすいのと、エレガントな雰囲気が、
裁縫がうまくなったような気がするらしいです。
2011.09.11(Sun)
リプロダクションドールの魅力

ニコニコ笑うボニーベベ三人娘。
黄色い小さな妹が可愛い。

実は黄色い子はリプロです。
リプロ(リプロダクション・ドール)とは、アンティークドールの型を使って、
アンティークドールのオリジナルの工房とは違った工房や個人が
作っているビスクドールのことです。
レプリカ・ドールとも呼びます。
ボニーベベは、大きいほうは7~8インチほどありますが、
一番小さいのは5インチ弱。
リプロの子は、それより8割ほど小さいにもかかわらず、
ガラスの目、口の中のフェルト、小さな歯など、ていねいに作られています。
ボニーベベの歯はつるりとしたテカリのある磁器製ですが、
それは現在では手に入らないので、
歯は白いプラスチック板を切って作ってあります。
プラスチック板で切り出したものを少しオーブンで焼いてエッジを丸くすれば
かなり再現できそうです。
目だけは、昔の小さな虹彩の目玉はもう手に入らないので、
ミニチュアドールに使われている、黒目の大きいものです。

こちらは、バイロー。前列左の子がリプロ。
やはり8割ぐらい小さくて、黒目の大きいグラスアイが入っています。
リプロドールの魅力はいくつかあって、
まず、アンティークに比べて丈夫なこと。
着せ替え人形として遊ぶのに適しています。
材料や機材が現在のものなので、肌がなめらかだったり、
焼きがしっかりしていたり。
コンポジションボディの扱い勝手は圧倒的に良いです。
現代のさざ波のようなレース模様が豊かに入ったグラスアイには、
錦玉のような模様が入ったアンティークのグラスアイとはまた別の
透明感と美しさがあって見飽きません。
次に、現代的な解釈で作られること。
きらきらと少女漫画風になったり、逆に創作人形風に渋くなったり、
思いっきりゴージャスだったり、小動物のように愛らしかったり、
作家さんによって様々な解釈の人形が作られるので、
自分の好みの物を選ぶことができます。
そして、このボニーベベやバイローのように、
アンティークには存在しないサイズのものを手に入れられること。
このボニーベベやバイローは、あえて小さいものを作ろうとしたのではなく、
アンティークから型取りしているため、出来上がりが縮小してしまったものです。
原寸から石膏でかたどりするとき、ごく微妙に縮小して、
さらにそれに磁土スリップを流しいれて乾燥させたときにもごく微妙に縮小し、
それを焼成することで2割縮小して、完成品は原寸の8割になります。
これを繰り返すことで、あえてミニチュアのモールドとして
作られているものもあります。
小さなブリュやジュモーやベビーに小さな服を着せて、
小さなドールハウスの中に置いたり、
宝石箱のように小さなトランクを作っておさめたり。
自分の好みの作家さんのシリーズを、
姉妹でそろえるという楽しみもありますね。
もちろん、自分好みの子を自分の手で1から作り上げるという
魅力は至高です。
人形作りには、造形、塗装、裁縫など、全ての技術が必要なので、
あらゆる工作の中でもっともオールマイティーな才能が
要求されるそうです。
2011.09.09(Fri)
ボニーベベの歪んだ口

ボニーベベ(1926年)の特徴は、この歪んだ口と下2枚の前歯です。
この子はゆがみが少ないおすましさんですが、
ぐにょーんとひん曲がっている子もいます。
このひん曲がった口で下2枚の前歯でケタケタ大笑いしているのは、
よちよち歩きもおぼつかない、1歳前後の赤ちゃんの特徴です。
ひん曲がっているので好みが分かれるところですが、
ハマる人にはめちゃくちゃハマってしまう、この笑顔。
エビアン(ムービー)
エビアンの新しいCMに出てくるローラーベイビーたちが、
ボニーベベ年代で、ゆがみ口笑いがとても可愛いです。
リンクをクリックするとムービーの再生が始まりますので
音量など気をつけてください。
頑張って映像を駆使していろいろさせている努力はわかるのですが、
動きが早すぎるので、赤ちゃんをもっとゆっくりじっくり見せていただきたいです。
昔、フランスでボルヴィックを買ったら薄い温泉のような味がして
それ以来さけていたのですが、このあいだ

もらったらふつうにおいしかったのですが、日本に輸出する物は、
日本人の舌に合う源泉からくみ上げているのでしょうか。
2011.09.02(Fri)
人形の歯とトゥースフェアリー


トゥースフェアリーは西洋の妖精で、きれいな乳歯をコレクションしています。
子供は抜けた乳歯を小さな袋に入れ、枕の下に入れて寝ると、
夜中にトゥースフェアリーがやってきて、きれいな歯だと1ドルで買ってくれます。
虫歯の歯は、買ってくれません。
だから、トゥースフェアリーに買ってもらえるような、きれいな歯のために
歯磨きしましょうね・・・というお話。
ハロウィン

めるへんめーかーの漫画の中に出てくる西洋の見知らぬお祭りだったのですが、
いつの間にかすごい勢いで定着しました。
でも魔法の呪文は「トリック・オア・トリート」よりも、
めるへんめーかーの漫画の「トリッカトリート」のほうが可愛いと思います

でもトゥースフェアリーは、西洋ではごく一般的ですが、
まだ日本ではほとんど知名度がありません。
ところが、子供達のほうがよく知っているという。
それは、カートゥーンネットワークによく出てくるからだそうです。
サンタクロースは年に1度でいいのですが、乳歯は28本もあるので、
トゥースフェアリーは一人あたり28回も、深夜を待って抜き足差し足で
枕の下にコインを入れに行かないといけないので、
まったく余計な風習を持ち込んでくれたものだとブツクサ言っていましたが、




そんなことを言われると、やっぱり妖精稼業をがんばろうかと思ってしまいます。

子供は夢があっていいですね。


根回しはダメ

トゥースフェアリーってどんなかっこうをしてるの、と聞かれたので、
トゥースフェアリーが出てくる映画を探したら、
スコーピオン・キングのザ・ロックがトゥースフェアリーをやってました。
邦題は「妖精ファイター」。とても邦題っぽい邦題。
こんなトゥースフェアリーだと自力で歯を引っこ抜いて持っていきそうで怖いです。






ところで、抜けた乳歯を見ていて気づいたことがひとつ。

1907ジュモーの歯。ドイツで作られたものですが、
中切歯と側切歯の大きさがきちんと違うという素晴らしい造形。
これにかぎらず、ジュモーの歯はきっちりと歯のすきまがつまった
大人の平たい歯の印象。

エデンベベの歯。エデンベベはぎざぎざした雑なモールドです。
これは単に雑なモールドだと思っていたのですが、
もしかして、この歯と歯のあいだのすきま感は、
乳歯を表現している

ブリュ・ジュンが8歳らしいので、
お嬢様ビスクドールたちはだいたいそれぐらいの年齢だとすると、
歯は全部乳歯のほうが年齢的に正しいんですね。
歯が全部永久歯にかわるのは中学生ぐらいらしいですが、
ジュモーが中学生ということはなさそうな気がします。

赤ちゃんジャーマンの歯。
赤ちゃんジャーマンは、



ドームヘッドでも8枚の子もいるし、トドラーでも下2枚の子もいるので、
歯のはえる時期には個人差があるようです。
写真は、ヒルダの歯。乳歯らしい、まるっこくてすきっ歯気味の歯。
ベビーヒルダもトドラーヒルダも、上前歯2枚です。

お姉さんのベビージーンは、やっぱりすきっ歯気味で乳歯らしい。
ヒルダよりも少し歯が四角いかも。

下2枚。オールビスクベビーの、はば3ミリしかないお口の中の歯です。
下2枚がやっぱり一番可愛いような気がします。
| BLOGTOP |