2016年02月 / 01月≪ 1234567891011121314151617181920212223242526272829≫03月
2016.02.29(Mon)

小さな小さな小さな小さなひな祭り

0IMG_3917u.jpg
毎年5月に開催されるジャパンギルド・ミニチュアショーで購入した
長年の憧れ 雉猫工房様のミニミニ市松さんは
身長わずか1.7cm ゴムジョイントで首と手足が動きます

茶色い目はきらきら光り 可愛い指先はほんのりピンク
ひな祭りにぴったりのピンクの着物は
物理的に脱がせられますが 心理的に脱がせられません
幼い顔だちも本当に可愛くて の初節句の日を思い出します

座高わずか7mmのつまみ細工の親玉飾りは
同じくミニチュアショーで購入した
ドールハウス工房You&Mei様の作品です
1辺2㎝弱の座布団の上にひな人形が乗っているので
まるで 女の子がおひな遊びをしている最中のようです
15:52  |  わたしのミニチュア玩具箱  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑
2016.02.27(Sat)

いとしのシェリー

0IMG_3855u.jpg
リモージュの老舗陶磁器工房 ランテルニエなどが
第一次世界大戦後半から作り始めたビスクドール
その総称が リモージュです

ヘッド作りやドレス縫いの内職など 戦争未亡人の救済に貢献した
リモージュの人形たちは そんな暗い時代背景をものともせず
どれもバラ色の頬の明るい笑顔
フランス女性の強さから生み出された 人形たちです

ペイントなど いまいちこなれていない
ぎこちない感じの子もいますが
そこがまた不思議な親しみを感じさせます

写真の子は シェリーというシリーズ
シェリーに口づけのシェリーです
フランス語では 最愛の女の子 という意味

当時人気だったビスクドールの要素
面長な顔立ちや 厚化粧のような派手なペイント
親しみやすいとびきりの笑顔を詰め込んだ
ぬかりないその造作は
最愛の女の子の名を冠するにぴったり

その名を呼んでくれる女の子のもとへ
満を持して旅立っていったのでしょう
12:51  |  アンティークドール考察  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑
2016.02.26(Fri)

似ている二人

0IMG_3895u.jpg
同じシリーズのお人形だと言われれば
そうかしら と信じてしまいそうな
桃花片のピンクで彩られた 白磁の肌
古き東欧のイコンのような 切れ長の大きな目
スマートで端正な鼻の形
グラスアイの虹彩は まだ技術が発展途上です

生まれは同じ1880年代前半で
どちらもコンポジションボディですが
左の子はドイツ生まれのベルトン・タイプで
頭のお皿がついていない 丸坊主のドームヘッド
右の子はフランス生まれのポートレートジュモーで
オープンヘッドの頭に お皿(ペイト)が乗っています
16:35  |  アンティークドール考察  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑
2016.02.22(Mon)

ピンクのドレス

0IMG_3849u.jpg
お人形のドレスの色の合わせ方の定番は

青系のドレス:ブロンド色白

ピンク系のドレス:ブルネットバラ色

バラ色の頬にピンクのドレスを合わせるのは
寒色のドレスだと補色になって色黒に見えるからだそうです
茶色にピンク というのは
梅・桃・桜の配色ですから とりわけ春を感じさせます
利発そうな茶目やブルネットも ピンクを合わせると
緊張感が解けて 優しくなりますね

もちろん 青目のお人形がピンクを着てはいけないという法律はありません
むしろ 色白・ブロンド・青い目の子がピンクを着ると
エーゲ海の虹色の真珠のような美しさ
青い目でバラ色の頬の子なら 朝焼けの光のような輝かしさ

とくにこの 梅は咲いてるが桜はまだかいな という花の季節は
猫にも杓子にもクッションにも ピンクや花柄を着せたい病に駆られます
11:00  |  お人形の服  |  トラックバック(0)  |  コメント(1)  |  EDIT  |  Top↑
2016.02.19(Fri)

最小のPG

0IMG_3880u.jpg
エッチエンン・ド・ナミューァと並んで読みにくいのが
ピンテル・エート・ゴッドチョー
19世紀末にSFBJと統合したフランスの人形メーカーのひとつです

エデンベベと並ぶゴーチェ系のヘッドです
人形の腿の付け根部分の構造のパテントを取っていることもあり
ボディ開発がメインのメーカーだったようです

写真の小さいほうの人形は PGで最も小さい10インチサイズのもの
10インチではありますが 頭身が高いので
ジュモー1号の10インチに比べ ヘッドが小さめです

顔のペイントの粗さや 黒目だけの廉価版のグラスアイは
ゴーチェの小さいサイズのものにもよく見られます
今でこそ小さい人形はコレクターがいて 希少価値がありますが
当時は ジュモーも含め 小さいほど安かったので
お手頃な着せ替え人形として 市場に出されていたのでしょう
11:40  |  アンティークドール考察  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑
2016.02.15(Mon)

ハートブタマンのへそ

0IMG_3891u.jpg
昨日はバレンタインデー
が友チョコを配る約束を取りつけようとしたら
その時間は誰々ちゃんに友チョコを渡しに行っているので…
でもその時間は自分も誰々ちゃんが友チョコを渡しに来るので…
と ぐるぐるしているあいだに
もう集合してしまった方がいいんじゃないという話になったらしく
公園に集まってチョコレートの交換会をしていましたが
もはやバレンタインデーとは何だったのか

551のハートブタマンも もはやバレンタインデーとは何だったのか
あいかわらず人気で 予約しないと買えません
親からチョコレートはちょっと… な年頃の男子や
今さらチョコレートはちょっと… な年頃の夫に好評です
あくまでもブタマンですから ねりがらしはいつものねりがらし
今年はやりの チョコソースではありません

551のブタマンの特徴といえば ひとつひとつ手作りで
最後に生地をねじりあげたへそです
厚みがあって少しかための 甘くてモチモチした感じがおいしいのですが
ハートブタマンには そのへそがありません
おへそはどこに


これはふつうの551のブタマン

型にはめて作っているのかしらと思いましたが
実は へそは底の部分に行ってます
ふつうのブタマンと上下を逆さにし
ハートの形にととのえてあるのでした
11:14  |  その他の雑談  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)  |  EDIT  |  Top↑
2016.02.13(Sat)

テケトー流ベビー服

0IMG_3870u.jpg
かぎ針編みの素晴らしいところは
体に合わせて適当に編んで行けるところ
ただし膨大な時間がかかります
とくに大きな人形には

縫物は 作業時間は短いけれど
最初に採寸や型紙や 下準備が大変で
適当にできないので なかなか手が伸びませんでしたが
適当に縫いたいとの熱い思いをこめ
できたのがこの服です


袖と身頃を2枚ずつ取ります
四角でいいです

身頃の幅はボディの一番太いところ(たいていお尻)を
1.5倍ぐらいした太さ
身頃に前後はありません
丈は襟首から足首まで

袖は手が通る太さで適当に
袖丈は肩から手首ぐらいまで

袖の太さに合わせて
身頃に袖をつける肩口の切り込みを入れます


身頃を2枚縫い合わせます
ここが背中中心になります


身頃に袖をつけます


袖口から肩口~首の付け根まで一気に縫います


股下は 三つ折りにしてゴムを通せるよう 3センチほど縫います
股上は へそぐらいまで縫います


股下を三つ折りにしてゴムを通します
長ズボンにしたいときは身頃の丈を伸ばし股下を長く縫います


首周りをぐし縫いしてから人形に着せ
首周りの長さに合わせて縫い縮めます


前を合わせてできあがり
スナップでもマジックテープでも

袖の付け方や布の取り方などは 高橋恵美子さんの
雄鶏社「タオル・てぬぐいでつくる 手ぬいの赤ちゃん服」
を参考にさせていただきました

0IMG_3878u.jpg
四角に切るだけなのでラクチンです
がに股のベビーボディの場合
着せるときにはズボンのすそをパンツのように上まで上げますが
着せたあと ベビー人形を座らせて
すそを足首までずらすと 長ズボン風にもなります

写真のベビー服は 100均の片側起毛コットンタオル
針が通りやすいのでざくざく縫えます
一度洗ってから使っていますが
干すだけだとかなり形がゆがむので
スチームアイロンで四角くしました

所要時間は1時間ぐらい
起毛タオルなので 1センチぐらいの荒々しい縫い目でも目立ちません

殺風景なのでベベピンをつけようと思っていましたが
白くてふわふわして雪だるまみたいだったので
雪のブローチをつけました

ベビーのサイズは16インチ
頭まわりは40cm
大き目のフェイスタオル1枚で
ちょうどぴったり取れましたが
微妙に丈と袖がキツキツかも


フェイスタオル1枚からこんなふうに布を取りました
捨てたのは片方の耳だけ
まつったのは襟ぐりとズボンのすそだけです
ハンカチを使えばもっと小さいのも作れそう

基礎からはじめる赤ちゃん服 [ 高橋恵美子 ]

基礎からはじめる赤ちゃん服 [ 高橋恵美子 ]
価格:1,188円(税込、送料込)


タオル・てぬぐいで作る 手ぬいの赤ちゃん服
復刊されてました
ベビードレスや帽子 ロンパースも作れます


予想以上に雪だるまだったので
派手目のタオルで作った方が お外着っぽくて良さそう
14:59  |  ハンドクラフト  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑
2016.02.08(Mon)

防虫剤の季節

0IMG_3861u.jpg
立春が過ぎて暦の上ではもう春
寒いなあと思っても 日向はぽかぽかと明るい今日このごろ
幼虫さんの姿が現れる前に 防虫剤を交換する季節です

主に虫さんの餌になるのは 人毛やモヘアのウィッグ
シルクのドレス ウールの毛糸 コンポジションボディ
布ボディの中に詰めたおがくずやウール綿
化繊やコットンは比較的丈夫ですが 油断は禁物
その中に入り込んだホコリを餌に 食い破られたり
の小さなシミがついてしまうこともあります

スマートな形で愛用しているミセスロイドは
置いていない店もあるので
見つけた時にまとめ買いをしてあります
大きなキャビネットにはクローゼット用を1個
小さなキャビネットには洋服ダンス用を1個
外に出している人形には
洋服ダンス用を ティッシュにくるんで
ウィッグの中にひとつ 大きな人形ならスカートの中にもひとつで
防虫成分のバリアで覆います

ほとんどの防虫剤は
アクリルに密着させると アクリルが濁ってしまいます
アクリルアイを使っている人形や
アクリルケース アクリルガラス
アクリル宝石のアクセサリーに使うときは
1センチ以上の距離をあけると安全です

香り付きか無臭かは 好みもありますが
私は 効果の範囲がわかりやすいので 香り付きのほうが好きです
ただ 袋から出してすぐだと 揮発成分が強すぎて
しんどく感じることがあるので
外に出している人形に使うときは 1週間ほどキャビネットの中で
成分を飛ばしてから使っています
15:06  |  お人形の服  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑
2016.02.05(Fri)

EDベベの眉毛と健康ブーム

0IMG_3864u.jpg
エチエンヌ・ドナムール
フランス語で正しく発音すると エッチエンン・ド・ナミューァ
フランス語らしい響きをふんだんに含む
実に優雅な名前のその工房で作られた人形は
丸顔に大きな目 狭まった眉とどっしりした鼻
そして野に咲く花のような素朴で明るい笑顔が特徴です

写真は多く見られるサイズのEDと 珍しい小さなED
身長20センチですが サイズナンバーが4なので
もしかするとFGゴーチェのように 0か1サイズがあるのなら
5インチぐらいの小さな人形もいるのかもしれませんし
雑貨の飾りとして使われていたかもしれません
小さくてもEDの特徴である 狭まった眉はそのままです

眉の間は ジュモーではテートの時代に一番狭くなって
20世紀のSFBJジュモーやDEPジュモーになると
また普通の位置に戻って行きますから
狭まった眉は 1890年代の流行だったのかもしれません

これは ジュモーの眉が太くなっていた時期や
色白から桃色の肌へ変わって行った時期とも重なります

眉の間が狭かったり繋がっていると 毛深く見えます
眉が太いのも同様です
毛深さと免疫には関連性があり
太陽の下で遊ぶ事と免疫にも関連性がありますから
健康的な子育てのありかたが変わっていったこの時代
眉が太くて狭くて 桃色の肌の人形が好まれたのでしょう

バービー人形が最近 不健康に痩せすぎているとして
ふっくらボディバージョンが出た流れにも似ています
時代は繰り返しますね

ところで健康ジュモーも モールドの基礎の形は
色白時代の後期ポートレートからあまり変わっていませんから
横顔を見るとどの時代もジュモーはジュモーです
リカちゃんの 時代の流行に合わせたマイナーチェンジに似ています

EDはこの時代に突然現れた人形なので
過去にとらわれず 当時の流行を100%反映したデザインにした結果が
この 見るだけで元気になる 地に足のついた生命力溢れる姿なのでしょう
キャビネットの中が似合わない そのへんの野原を ブドウ畑の畝の間を
ドレスの裾を泥だらけにして走り回っていそうな
春がとても似合うお人形だと思います
11:25  |  アンティークドール考察  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑
2016.02.03(Wed)

節分

0IMG_3841.jpg
いつの間にか全国展開になった恵方巻
もともとは大阪海苔問屋協同組合とすし店の
海苔販売促進の企画だったそうです
知り合いのお寿司屋さんは 予約だけで
朝から500本巻くとのこと

節分の次の日は立春 昔のお正月です
その前の夜に鬼がやってくるというシチュエーションや
鬼の仮装をして豆をまいて追い返すというギミックは
ハロウィンと似ていますね

豆つながりで 赤い小豆は厄除けになるので
節分にはぜんざいも食べられます
あんこを扱う和菓子屋さんも
正月 節分 ひなまつりと忙しそう

写真は節分の薯蕷饅頭
鬼とお多福です
お多福のシジミのような小さな目や 色白すべすべ卵肌
鬼の らんらんと光る赤い目が
たくみに表現されています

【メール便可】Tシャツ 毎日が地獄です 黒

【メール便可】Tシャツ 毎日が地獄です 黒
価格:1,900円(税込、送料別)

【メール便可】Tシャツ 毎日が地獄です 赤

【メール便可】Tシャツ 毎日が地獄です 赤
価格:1,900円(税込、送料別)

10:14  |  その他の雑談  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑
2016.02.01(Mon)

人形のトレイ

0IMG_3843u.jpg
古来 人形は子供の遊び道具だけでなく
毎日のくらしに華やぎやいろどりを与えてくれる
大人の雑貨でもありました

東洋骨董なら唐子の蓋置
動物や人形をあしらった香炉や根付
西洋アンティークなら
ビスクや釉薬のかかった磁器でできた
ハーフドールをあしらった 針山や小箱やミニほうき
テーブルウェアなど

ホイバッハのピアノベビーは置物ですが
同じモールドを利用した アクセサリートレイがありました
もとの形に帽子と服を付け加え
左足だけ変更が加えられています

もとのデザインから考えて
左側にトレイをつけることにしたものの
右利きの人がこのトレイにアクセサリーを置こうとすると
立てた左ひざに手が引っかかってしまうので
改良されたんだろうなあ と思います

時間と人の手と ベテランの職人がたくさんあった時代の
さりげなくもすばらしい こだわりの手仕事ですね
11:53  |  アンティークドールの構造  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑
 | BLOGTOP |