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2016.05.31(Tue)

真っ青な目

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ビスクドールには大きく分けて 青目と茶目があります
手前のベビーの 少し灰色が混じった
水色寄りのブルーグレーが 一般的な青目の色で
肌の朱色がかった肌色と色のバランスがとられていますが
たまに後ろのベビーのような 真っ青な目の子がいます

19世紀のフランスの人形にもたまに すごい青色の目の子がいます
特別注文かと思っていましたが そうではなく
昔はバーナーの温度が一定していなかったので
ガラスの溶融温度によって 予定していた色と変わる場合があり
個体差の範疇としてそのまま合格させていたのだそう

道具が進化し品質が一定した20世紀のベビー人形には
目の色の個体差はほとんど見られませんが
それでもたまにこんなふうに 目の色が違う子が出ます
そういう個体差に会えるのも
アンティークドールコレクションの楽しみのひとつです

なおオールビスクの小さなミニョネットには
真っ青な目の子がよく見られますが
こちらは個体差ではなく
目が小さくて灰青色では目立たないため
もともと鮮やかな青として指定されているようです
09:32  |  グラスアイ  |  トラックバック(0)  |  コメント(7)  |  EDIT  |  Top↑
2016.05.25(Wed)

ブルーエット

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ジュモー ブリュ ゴーチェ PG RD FB 
綺羅星のごとき19世紀フランスのアンティークビスクドールたち

やがて20世紀に入り SFBJとして統合した後で作られた
キャビネットサイズの廉価なお人形がブルーエットです
ブルジョワのお嬢様から 勉学に励む女学生へ
のっぺりしたモールドや コンポジションドールのようなくっきりした彩色が
ぐっと庶民的で ソフビとプラスチックアイにしてトイザらスにいても
違和感のなさそうな 現代のお人形に近い顔立ちになりました

今の日本でいうとリカちゃん人形のような立ち位置で
限定品や衣装などが多様で
ブルーエットだけのコレクターも多いです

スリープしそうな厚みのない目ですが セットアイで
着せ替え時の取り回しの便利さが重視されています
お人形で遊ぶ女の子の年齢が 少し高めに想定され
ままごと相手ではなく 着せ替えやお人形ごっこ用として
特化されているようです

歯をむき出したような感じの表情も
テートジュモーのオープンマウスのような
ままごと相手としてお茶などを飲むための
口を表現しているのとは違い
欧米の学校で写真撮影のときに教えられる
歯を見せた笑顔を表現しているからだと思います

日本人には見慣れない表情ですが
欧米の人にとっては フレンドリーで
チャーミングな表情です

ままごと相手として1920年代に赤ちゃん人形が大流行した結果
お嬢様人形はかわいい妹から 同い年の理想の女の子へと
人形の需要が変わって行く時代だったのかもしれません
15:11  |  アンティークドール雑談  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑
2016.05.22(Sun)

JGミニチュアショーに行ってきました⓷

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先週のギルドショーのときの写真です
JGミニチュアショーOSAKAの会場は 大阪北部 千里中央駅です
近くには1970年の大阪万博が行われた 万博公園があり
岡本太郎の「太陽の塔」がそびえています

千里中央駅周辺は いくつもの商業施設が
二階部分の空中庭園で繋がっています
大型の建築物が多く 古き良きSFから抜け出たような世界
周辺は大型ベッドタウンで 子供が多く
子供用の店や 手芸店の数も多く
太陽降り注ぎ 生き生きと活気があります

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マクドナルドがあったので 戦いの前の腹ごしらえ
ミニチュアショーの会場はさほど広くありませんが
置いてあるものがミニチュアなので 密度がものすごく
全部見て回るのに 1時間はゆうにかかります
(私は両日あわせて3時間かかりました)

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いざ出陣
会場のA&Hホールがあるビルとは空中通路で繋がっています

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エレベーターのところの案内板
盛り上がってきます

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A&Hホールは最上階 このシャンデリアが見えてくると
いよいよだなっと いっそう盛り上がってきます

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シャンデリアのまわりは 戦利品を眺めるための
休憩スペースになっています
明るくて綺麗で まるでここもドールハウスの中のよう

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外に出たら このゆるキャラがすごい大人気で有名人
スキーを日本に伝えた レルヒさんだそうです
地震のあった熊本県のお店と 大分の中津からあげのお店も出ていて
初老の紳士が「おう 応援せんとなあ」と奥さんに言って
いっぱいお買い上げしていました
私も大好物の中津からあげを食べました

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せんちゅうパルまわりを探検しました
A&Hホールの近くにあるのは南広場ですが
バルコニーのある中央の建物を通過すると
北広場に出てきます
この日はこれから野外コンサートが始まるようでした
おだやかな夕方の風が気持ちいいです

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なつかしの サトちゃん・・・ではなく
サトコちゃんムーバー
サトコちゃんバージョンははじめて見ました
現役で動いているようで 手入れの良さに驚きます
小さな赤ちゃんが 乗りたがって泣いていたので
大人気のようです

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空中通路から 阪急百貨店に渡れます
梅田の巨大百貨店群とちがって
五階建てでコンパクト
昔のデパートはこんなふうに
持て余さない優しいサイズでした
品よく落ち着いた感じで ホッとします

子供服とおもちゃの売り場には 昔なつかしい
大食堂風のレストラン
お子様ランチのバリエーションのすごいこと
横長のガラス皿に乗ったプリンアラモードなんて
何年ぶりに見たでしょう
赤ちゃん用のビスケットがあるのが このごろ風ですね

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・・・と思ったら まだまだバリエーションがありました
トムとジェリーに出てきそうなパンケーキの高さに夢を感じます
かつてバリエーションが多いと評判だった 心斎橋のそごう(現・大丸北館)でも
3種類だったことを思うと けた違いです
通って全種類踏破したい
お子様ランチの旗が欲しすぎます
17:20  |  わたしのミニチュア玩具箱  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑
2016.05.19(Thu)

オーダーメード

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100均で2個入り100円で買ったモチーフを
100均で買った組み紐ストラップに繋いだだけという
これをクリエイトと呼んでいいものか
というか その100均で完成品のストラップが
100円で売っているのに
100円以上かけてなぜこれを作るのか
と 悩みながら作った からのオーダー

売ってるやつは 鈴やタグがついて
ごちゃごちゃしているから
シンプルな手作りが良いのだそうです
(さいわい作り手の技量の問題で
 シンプルにしかなりません)

21:07  |  ハンドクラフト  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑
2016.05.17(Tue)

JGミニチュアショーOSAKA2016に行ってきました②

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「このくまちゃんも あたちへの おみやげ

へのお土産がシュークリームであったいっぽうで
この子には溢れるばかりのお土産

べびぃ工房先生の 身長わずか4.5cmのビスクベビーちゃんは
以前 銀座に遠征してお迎えした 茶目のグラスアイの子です
アンティークレースのベビードレスを着ていましたが
今回とてもかわいいシルクのニットを見つけたので買ってきました
ちょっとやんちゃなベビーブルーのサロペットは
春になって初めてお砂場デビューしたみたい

まだ生まれてから一度も髪を切ったことがない赤ちゃん特有の
ぽやぽやのベビーブロンドのやわらかさ
つかまり立ちの よちよち感も ふっくらな足の裏も
リアルでかわいくてたまりません

茶色いビスクのくまちゃんは木下幸子先生のブースで
アメリカ製のかわいいおむつピンとニットは フランボワジェ様
乳母車と積み木の引き車は ドールハウスKIMURA様
白いビスクベアは以前に購入したべびぃ工房先生の ガラスの目の子です

サロペットを着せるのに ふつうのピンセットでは間に合わず
模型屋さんおすすめの 先端にすべりどめがついているタイプの
鶴口ピンセットを動員して 15分かかりました
00:44  |  わたしのミニチュア玩具箱  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑
2016.05.14(Sat)

JGミニチュアショーOSAKA2016に行ってきました①

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昨年 仏心を出してをミニチュアショーに連れていったら
自分がろくすっぽ見られませんでした
今年はが友達と遊びに行って
一人だったので 本気を出しました
満腹満腹

茶色い紙袋の上にいる人は
去年のミニチュアショーでお迎えした
茂木伊奈江先生の1.5cmのミニミニいちまさん

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「かわいい和のスタンプが押された
この紙袋は何かしら

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「わあ つまみ細工のかんざしだー

増ゆかり先生の作品
お花の直径はわずか3mm

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「おねえちゃん かんざし買ってもらったよー

おねえちゃんがめちゃくちゃ大きく見えますが
Yuka'sDOLL 月兎耳宮先生作のおねえちゃんは身長5cm弱
じゅうぶん小さすぎる大きさです

超一流のアルチザンによるミニチュアが
あまりにもミニチュアワールドすぎて
そろそろ大きさの概念が崩壊してきました

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まずは縮尺が1/12に近い
お姉ちゃんにつけてみました
きれいないろどりの繊細なかんざし
一本つけるだけで ぐっと華やかな印象に

「おねえちゃん かわい~い」

おねえちゃんが とても嬉しそう

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「わたしもつけてみるー」

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微妙に大きい感じが
(いや ものすごく小さいのですが)
七五三の髪飾りのようで 可愛いです

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妹ちゃんが入ってきた桐箱に入れてみると
ミニチュアショーで見た ディスプレイのよう
21:27  |  わたしのミニチュア玩具箱  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑
2016.05.13(Fri)

ジャパンギルドミニチュアショー

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この週末は年に1度の ジャパンギルドミニチュアショーinOSAKAです
ドールハウスまわりの 完成品やキットだけでなく
模型寄りの出展もあります
こちらは去年の戦利品です

ミニチュアショーご案内

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きらきら光る 芥子粒のようなグッピーは
ミニチュア水槽作家 小林美幸先生の作品
消しゴムほどの小さな中に
涼やかな癒しの空間が広がり
ひれの表情は動きに合わせて 一匹ずつ違います
今年はどんな作品に巡り会えるでしょうか
とても楽しみです

お出かけのもうひとつのお楽しみは
何といってもグルメです
A&Hホールの中にも安くておいしい食堂街がありますし
ショッピングモール・せんちゅうパルに移動すると
南広場のお祭りムードがうきうきと楽しく
最近この時期には物産展が開かれています
どんなに買い物をしても ミニチュアなので
荷物がちっとも邪魔になりませんから
食べ歩きするも良し です
00:28  |  お人形ニュース  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑
2016.05.09(Mon)

メルちゃんのお友達のアームカバーワンピ

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「メルちゃんのショートヘアのおともだち」は
濃い色の髪のショートボブが 日本の女の子という感じで
めちゃくちゃかわいく お気に入りです

100均で花柄のアームカバーを見つけて
色も柄もきれいだし ポリエステルで薄手だし
超かんたんにお人形のサマードレスが作れそうだと思って
買ってきました

まずはおともだちちゃんに着せて
すその長さを決めます
少し長めの9㎝にしました
消えるチャコペンで線を引きます

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切りました!
このまま裾を三つ折り縫いにすれば
スカートが一瞬で作れますね

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しかし今回はサマードレスを作りたいので
肩ひもをつけます
レースの肩紐なら端処理が要りません
ラクチーン

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スカートを裏返して
縫い目を後ろにして
肩ひものアタリをつけます

これで一度
肩ひもを前も後ろも縫いつけたのですが
なんと メルちゃん類の腕は案外横に突っ張っていて
頭もお尻も大きくて
上からも下からも どうしたって脱がせられません
首を引っこ抜いて着せ替えするのは
ソフビと髪がいたみそうでイヤ

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ということで 肩ひもの前を三つ折り縫いにして
スナップでとめることにしました
ついでにスカートのすそにはレースをつけました
三つ折りするよりラクチンです
これで丈が1㎝ほど伸びました

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スナップをとめてみました
胸のところがあいていて どうも気になります

肩ひもを短くすれば 生地がたくし上げられて
胸が隠れるのですが
スナップをつけかえるのが面倒だったので・・・

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胸もとをリボンで隠すことにしました
リボンの後ろには 肩ひもにはさめるよう
ヘアピンのぎざぎざの方を 縫い付けてあります

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リボン装着してできあがり
きれいなピンクとかわいい花が
見ているだけで楽しくなります

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後ろ姿もいい感じです
ぱっつんの後ろ髪がかわいい

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広がりがけっこうあるので
おすわりもできます
着せると少し長い感じがしましたが
座らせることを思うと 長めにしたほうが良さそう

このあと洗濯ノリをふきつけてレースにアイロンを当てて
ピンと仕上げました
最初は アームカバーの形状を利用して
一瞬でワンピを作るはずでしたが
肩ひもをぬいつけると首が通らないという大誤算で
スナップをつけたりけっこう手間がかかりました

ほんとにギリギリのところで脱げなかったので
肩ひもをゴムフリルやゴムレースにすれば
縫いつけでも脱げるかもしれません
08:00  |  ハンドクラフト  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)  |  EDIT  |  Top↑
2016.05.05(Thu)

こどもの日

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千里鶯啼緑映紅
水村山郭酒旗風
南朝四百八十寺
多少楼台煙雨中

こいのぼりの季節によく似合う
雄大な風景を軽やかな風が吹き抜ける様が
勇壮にして爽快な詩
杜牧の「江南春」です

1200年前の詩とは思えない
生き生きとした色鮮やかさ
90歳のバイローベビーたちが
まだほんの生まれたての赤ちゃんのように思えます

11:09  |  その他の雑談  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑
2016.05.04(Wed)

ふたりのヒルダ

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ケストナーのモールドのいくつかは 固有の名前を持っているものがあります
中でも有名なヒルダには 3種類の型番違いのモールドがあります

1種類ははげ頭 2種類はオープンヘッドにウィッグをかぶせるものです
写真の後ろのウィッグの子は よく知られているヒルダの特徴
とろけるようなタレ目と 甘えるような唇の
愛嬌のかたまりのような女の子です

手前のはげ頭の子もヒルダなのですが
ヒルダっぽくない というか女の子っぽくありません
この子だけでなく はげ頭のヒルダは総じて 甘さ控えめな感じです

ヒルダの妹として売り出されたベビージーンも
ウィッグとはげ頭がいて やはりはげ頭のほうが
甘さ控えめです

日本人形を参考にして始まったというビスクドールの歴史
妹設定・娘設定の人形のほうが需要が大きいので
女の子の名前をつけて売り出してはいても
市松人形のように はげ頭は男の子人形としても
遊べるようにしているのかもしれません

なおケストナーで男の子の名前がついているベビーは
ジークフリート
2種類のモールドがあって 片方は甘さ皆無の
憂いを含んだどハンサムベビーですが
もう片方は 泣き顔ジュモーや泣き顔ブリュもびっくりの
激怒泣き顔です
最初から男の子人形を買おうという人たちの
ストライクゾーンを狙うと こんな感じなのでしょうか
08:08  |  アンティークドール考察  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑
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