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2017.04.25(Tue)

チョコミント色のEJ

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みにあどーる様のEJリプロ
ファミマの新しいフラッペがチョコミントだったので
この子を連想して 撮ってみました
身長は20㎝ですが 頭身が高いので
ファッションドールのような大人っぽいドレスも似合います

みにあどーる様のお人形は デリケートな技術にのびやかな描き
アンティークをリスペクトした 抒情性に流れすぎない解釈と
確実性のある力強さが好きです
小さなサイズの中に50センチ級の情報量が詰め込まれ
まさに小さなお人形ではなくミニチュアという感じで
デスクの上で毎日見ていても見飽きません
制作されるお人形の美しさだけでなく
作家様の間では人形服用のファブリックなどの
販売サイトとしても有名です

このドレスを見ると 茶色ってこんなに
華やかな色だったんだ と驚きます
山岸涼子さんのエッセイ漫画で 黒は一番派手な色 と
書かれていたのを思い出します

髪型も 華やかといえば私などはまず
ボリューミーなロングのロールを連想するのですが
あえて逆向きに シンプルなボブにすることで
逆に凛と凝縮されて 華やかさが増しています

塩を入れると甘くなる みたいな
逆説の華やかさ
プロのセンスはやっぱりすごいなあと感じ入る1体です
08:27  |  お人形ストーリーズ  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑
2017.04.20(Thu)

着せ替え

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トランクいっぱいに詰まっているのは女の子の夢
ドレスに帽子 下着 靴 櫛と鏡 パラソル そしてとびきりのお人形
文豪ビクトル・ユーゴーが孫娘のために作らせた
ユレーの豪華なトランクセットをはじめとして
たっぷりの着せ替えドレスは 乙女心をくすぐります

おもちゃ王国のリカちゃんハウスの
ドレスの海でおぼれるような ワードローブの素敵さ

けれどもお人形を着替えさせるのは
センスと注意力という 私に無い物が必要であるため 
わが家の子は 着たきりスズメになっていますが
よそ様のブログなどで いろんなドレスを
お着換えしているお人形たちを見せていただいては
ときめいています

先日を連れて行った人形劇
はだかの王様では
冒頭で服が大好きな王様が
次々に服を着替えて行くシーンに
着せ替え好きの心をくすぐられました

朝いちばんの 赤いビロードのマント
庭を散歩する 緑に金の唐草模様のローブ
昼食のための あざやかな水色のローブ
最後のこのシーンは 金のラメが輝きすぎて
王様だけ白飛びしてしまったため 色調整をしましたが
黄金のローブに
白い羽のふちかざりつきの紫のビロードのマントという
とびきり豪華な物でした

王様の早着替えで 次々出てくるキラキラのローブに胸おどり
(そういうのはダメです という
教訓を教えるお話だったような気がしますが)
やっぱりお人形の着せ替えは良い物だと思いました
久しぶりに ソフィア・コッポラの
マリー・アントワネットを観たくなりました
(くれぐれも そういうのはダメです という
教訓を教えるお話だったような気がしますが)
08:25  |  お人形の服  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑
2017.04.19(Wed)

スライドカッター

暖かくなったので大掃除をしているのですが
スーパーでもらってきた冊子の
レシピのところだけ切り取って
取っておこうと思いましたが
カッターマットとカッターと金属定規のセットを
準備するのが面倒だし
金属定規にカッターが当たる ギギギ という感触が
ぞわぞわっとするし
ふつうのカッターだと紙をひっかけて破れたり
だからといってロータリーカッターを使うと
脱線してあらぬところが切れたり
なのに必要なところが切れてなくてイラッとするし
そうかと思えば指の先が切れるしで
もうあんかけそばの作り方なんてどうでもいい
捨ててやると思っていたところ
文房具屋さんで スライドカッターなるものを見つけました




小さいツマミの下に ロータリーカッターが仕込まれていて
定規の下に紙をすべりこませて ツマミを押し付けながらスライドさせると
スパッと切れるというものです
ツマミを交換すれば ミシン目などもつけられるそう
刃こぼれしたら 替え刃も売っているので安心です

カッターのかわり程度の気持ちで買ってきたのですが
使ってみると すごく便利でした

冊子が切れるのはもちろんですが
たとえば紙を 任意の幅で切りたいとき
今までは三角定規を当てて 幅をはかり印をつけ
線を引いて切っていましたが
これを使うと 目盛りに合わせるだけでスパッと切れますから
たとえば適当な紙から 正方形の折り紙がすぐ作れます

ゼッケン布や ビニールコーティングした布も切れたので
新学期の小袋づくりもはかどりました
カッターマットからカッターがはみ出して机が切れたり
消えた金属定規を探す旅に出る必要もなく
切りたいと思ったときにはもう切れているので
たいへん爽快です

まないたの半分ぐらいの大きさで そこそこ大きいのですが
冊子用のカッターに比べると幅が細くてコンパクト
ナカバヤシだから フォトクラフト用なのかなと思いますが
定規の長さはA4サイズあるので 冊子にも十分使えます
もっとコンパクトなのが良いときは
定規部分だけの細身タイプの商品もあるらしいです
でも 好きな長さをかんたんにはかって切れるというのが
すごく便利なので 私はこっちのタイプのほうが好きです
02:19  |  その他の雑談  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)  |  EDIT  |  Top↑
2017.04.14(Fri)

刺激的な彼女

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メイフルール社が作っていたころの
初期のベベマスコットのノーブルで優し気な表情と違い
後期 ステネール社が作ったベベマスコットからは
古風なハンサムフェイスと言いましょうか
強烈なラテンのオーラが漂っています

疲れているとき 強い顔をした子は少ししんどいと感じます
ふわっと優しい子や 無邪気に愛らしい子が癒されます
しかしこれぐらい突き抜けて強い顔立ちだと
一周回ってスカッとするのが不思議です

遊園地で歩き回って疲れているときに
絶叫コースターに乗ると 嘘のように
足の疲れが落ちるのですが
それと同じ効果なのかもしれません
あるいは疲れている時に刺激の強い
辛い物や酸っぱいものを食べたくなるような…

そのためか 新学期で毎日バタバタしているここしばらく
この子の顔を見ている時間が長い気がします
01:21  |  アンティークドール雑談  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑
2017.04.08(Sat)

リトル・ネル

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リトル・ネルという 可愛いさを押し出した名前のお人形
親しみやすい 快活で可愛い系の顔立ちが好まれた
アメリカ大市場時代の人形にもかかわらず
おとなしそうにはにかんだ 上品系美人の顔立ちに
不思議なデジャヴを感じます

リトル・ネルの顔立ちだとか鼻筋
頬紅の具合などは 初期のベルトンにそっくりです
ベルトンと違うのは 目がスリープアイなので
アイホールのカットが楕円形である点と
毛のまつげが埋め込まれて ふせ目がちになっている点
それでベルトンよりも内気そうで はかなげな雰囲気を感じます

実は 製造元はドイツの老舗 アルトベック&ゴットシャルク
バイローベビーやオルシーニといった 
1920年代の ビスクドール最全盛期にして末期目前の時代を担った
新しい会社のようなイメージがありますが
1世紀以上も最前線で活躍していた会社です

新商品のデザインを考えているとき
古いモールドを引っ張り出してきて
昔はこれがバカ売れしたからもう一度やってみよう あるいは
彫刻家を節約してこれを現代風にリメイクしよう とか
だから名前は思いっきり現代的に
リトル・ネルにして 設定もいろいろ考えて
うまく行けば 手広い商品展開を目指してみよう とか
逆に懐古レトロで攻めてみよう とか
または一周回ってこれからはこれが新しいですよ とか
100年前の商品開発会議は どんなふうに
このリトル・ネルのデザインやコンセプトを
決めたのだろうかと 想像が膨らみます
02:31  |  アンティークドール雑談  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑
2017.04.04(Tue)

御所人形

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赤ちゃん人形が三度の飯より好きな割には
三度の飯も好きなので
花見ラッシュ攻撃に体重計が気になる今日このごろですが
日本の赤ちゃん人形といえば御所人形
1歳ぐらいの モチモチプクプクの赤ちゃんの姿で
真っ白い肌が 餅っぷりをいや増して 可愛いのです

手足のディティールは大胆にデフォルメされている一方
そのポーズデッサンは完璧に決まっています

胡粉塗りでディティールを表現したいときは
乾く前に彫刻刀で彫り込まなければならないので
お土産人形として大量生産するには不向きですが
それだけでなく ディティールを飛ばすことで
躍動感が表現されているように思えます
高速で動く指先が消えて見えるような感じで

それにしても 失敗が許されない 真っ白い胡粉の上に
真っ黒と真っ赤で顔を一発描きする
この緊張感たるや ただものではないと思うのですが
ほぼ左右対称に描いてしまう 京都の職人さんの
神業的な技術に戦慄をおぼえます

目の端などに見られる 筆の溜めと
髪の毛などの 筆の抜きのバランスも 実に素晴らしい
習字のときに習う筆づかいが そのまま
絵画表現に生かされている感じです

とくに二人の唇の描き分けは秀逸で
神楽獅子の子供の飄々とした余裕な感じは
アクロバットを得意とした神楽獅子らしい身軽さを

白獅子は山伏の装束の弁慶役で
二人のポーズは文楽「五条橋」で有名な
牛若丸が弁慶の薙刀の上に飛び乗る名シーン
力強く引き結んだ唇が 怒りを表しています

またこの二人を連獅子として見ると
白の親獅子が 赤い子獅子を千尋の谷に
突き落とすことになるのですが
親獅子が薙刀を振り回して
どんなに必死に落とそうとしても
子獅子がひょいひょい逃げ回る
そんなコミカルな情景のように見えます
03:42  |  アンティークドール雑談  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑
2017.04.01(Sat)

0号エデンベベ

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久しぶりに我が家の 20㎝の小さな0号エデンベベ
コンポジションの5ピースボディは
ブーツが黒く塗られた簡素なもの
オリジナルのガーゼシュミーズには
「EDENBEBE  Brevete S.D.G.D」のスタンプがあります

エデンベベのヘッドはゴーチェが作っていて
とくにクローズドマウスのものは ゴーチェそっくりのため
かつてのアンティークドール界では
廉価版のゴーチェ的な立ち位置だったとか

このエデンベベは 顔が面長っぽく見えて
ゴーチェっぽくないと思っていたのですが
描きやすい向かって右側の顔だけ見ると たしかにゴーチェです
向かって左側は まつげの流れを見ても
かなり描きにくかったことがうかがえます
それとも 目頭の赤い点が大きく脱線していることから
半分寝ながら絵付けをしていたのかもしれません

この向かって左側の アイホールと黒目が
少し小さくて上にあること
眉毛の形などから 面長に錯覚していたようす

整った半分より クセのある半分のほうが
顔の印象を左右するものなんですね
お人形を買うとき 顔のこっち側は可愛いけれど
こっち側はちょっと…というとき
私はつい 可愛いほうの半分を見てOK と
買ってしまう傾向があるのですが
手元に届いてからのことを考えると
クセのあるほうの半分を見て決めたほうが
いいのではないかと思いました

なおこのエデンベベのクセのある
向かって左半分の顔は したたかで知的な微笑が
私的にはけっこう好みです
01:54  |  アンティークドール雑談  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑
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