FC2ブログ
2019年09月 / 08月≪ 123456789101112131415161718192021222324252627282930≫10月
2011.09.11(Sun)

リプロダクションドールの魅力

minirepro2.jpg
ニコニコ笑うボニーベベ三人娘。
黄色い小さな妹が可愛い。

minirepro3.jpg
実は黄色い子はリプロです。
リプロ(リプロダクション・ドール)とは、アンティークドールの型を使って、
アンティークドールのオリジナルの工房とは違った工房や個人が
作っているビスクドールのことです。
レプリカ・ドールとも呼びます。

ボニーベベは、大きいほうは7~8インチほどありますが、
一番小さいのは5インチ弱。
リプロの子は、それより8割ほど小さいにもかかわらず、
ガラスの目、口の中のフェルト、小さな歯など、ていねいに作られています。

ボニーベベの歯はつるりとしたテカリのある磁器製ですが、
それは現在では手に入らないので、
歯は白いプラスチック板を切って作ってあります。
プラスチック板で切り出したものを少しオーブンで焼いてエッジを丸くすれば
かなり再現できそうです。

目だけは、昔の小さな虹彩の目玉はもう手に入らないので、
ミニチュアドールに使われている、黒目の大きいものです。

minirepro1.jpg
こちらは、バイロー。前列左の子がリプロ。
やはり8割ぐらい小さくて、黒目の大きいグラスアイが入っています。

リプロドールの魅力はいくつかあって、
まず、アンティークに比べて丈夫なこと。
着せ替え人形として遊ぶのに適しています。

材料や機材が現在のものなので、肌がなめらかだったり、
焼きがしっかりしていたり。
コンポジションボディの扱い勝手は圧倒的に良いです。
現代のさざ波のようなレース模様が豊かに入ったグラスアイには、
錦玉のような模様が入ったアンティークのグラスアイとはまた別の
透明感と美しさがあって見飽きません。

次に、現代的な解釈で作られること。
きらきらと少女漫画風になったり、逆に創作人形風に渋くなったり、
思いっきりゴージャスだったり、小動物のように愛らしかったり、
作家さんによって様々な解釈の人形が作られるので、
自分の好みの物を選ぶことができます。

そして、このボニーベベやバイローのように、
アンティークには存在しないサイズのものを手に入れられること。
このボニーベベやバイローは、あえて小さいものを作ろうとしたのではなく、
アンティークから型取りしているため、出来上がりが縮小してしまったものです。

原寸から石膏でかたどりするとき、ごく微妙に縮小して、
さらにそれに磁土スリップを流しいれて乾燥させたときにもごく微妙に縮小し、
それを焼成することで2割縮小して、完成品は原寸の8割になります。

これを繰り返すことで、あえてミニチュアのモールドとして
作られているものもあります。
小さなブリュやジュモーやベビーに小さな服を着せて、
小さなドールハウスの中に置いたり、
宝石箱のように小さなトランクを作っておさめたり。

自分の好みの作家さんのシリーズを、
姉妹でそろえるという楽しみもありますね。

もちろん、自分好みの子を自分の手で1から作り上げるという
魅力は至高です。
人形作りには、造形、塗装、裁縫など、全ての技術が必要なので、
あらゆる工作の中でもっともオールマイティーな才能が
要求されるそうです。
12:22  |  ハンドクラフト  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)  |  EDIT  |  Top↑

Comment

●リプロ万歳!

可愛いベビーがいっぱい!
それもみんなクロッシェドレスを着ていて、たまりません(じゅるe-263)

リプロは、飾って楽しむのはもちろん、遊び相手としても楽しいですよね。
QPはたまにドレスを作ったりもするので、
丈夫なボディのリプロがありがたいです。

しかし、あ~~(><)
小さいオールビスクのバイロー、欲しーーー!
梅ママさんはQPのヤバイところに火をつけてくれます(^^);
QP | 2011年09月13日(火) 15:17 | URL | コメント編集

小さいオールビスクのバイローは自分でお座りができますので、
服を編んでいるあいだに裁縫箱の上ではだかんぼで
ちょこんとお座りして良い子で待っている姿が可愛いのですよv-10

アンティークのオールビスクバイローは、
卵のからのようにビスクが薄いので、着せ替え遊びの
お相手にはちょっと怖いかもしれません。
(とくにテケトー流のときは、お人形を何度も
動員してサイズを調整していくので・・・)

リプロは肉厚なものが多く、
手に持つとずっしりしているものが多いので、
ちょっと頭が重くなっても安定してくれるため、
豪華な飾りつきの帽子なんかもかぶれてしまいます。
だからといって調子にのって盛りすぎてしまい、
重すぎてコロンと転がってしまうのも、それはそれで可愛いです
(そんなときには、小さな椅子を用意して座らせてあげると、
とてもえらそうで可愛いです)
梅ママ | 2011年09月14日(水) 11:33 | URL | コメント編集

コメントを投稿する


 管理者だけに表示  (非公開コメント投稿可能)

▲PageTop

Trackback

この記事のトラックバックURL

→http://antiquebisques.blog69.fc2.com/tb.php/336-3e7d23ae
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

この記事へのトラックバック

▲PageTop

 | BLOGTOP |