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2012.11.16(Fri)

ワイン婚式

11月22日は1122でいい夫婦の日だそうです

子供のころケーキ屋さんの前には大きなウエディングケーキが飾ってありました
砂糖菓子の三段重ねの大きなウエディングケーキは大理石のお城のようで
その頂上に小さな古いハードプラスチックの新郎新婦が立っていました
新婦のベールはチュールレースで妖精の羽のように広がって
いつもうっとりそれを眺めていました

三段重ねのケーキは日本では生クリームを塗りますが
欧米では砂糖衣をかけて
一番下は結婚式に来た人たちに分け
二番目は結婚式に来られなかった人たちに送り
一番上は一年後の結婚記念日か最初の子供が生まれた記念日まで
取っておいて食べるそうです

00IMG_4084.jpg
20世紀初頭はクリスマスケーキの飾りや赤ちゃんが生まれたお祝いのケーキの飾りなど
ビスクで作られていました
結婚式のケーキの上で一年ぐらい飾られていたのもビスクの人形
15センチほどの大きな物も飾られていましたが
私のコレクションにいるのは6cmの小さなカップルです

1924年ごろのもので、本体は子供がポケットに入れて遊んでいたような
安くてポピュラーなヘルトヴィヒ社の玩具人形です
男の子は灰色の目、女の子は青い目で、横にすると眠ります

男の子はクレープペーパーのタキシードに蝶ネクタイまでつけています
女の子はクレープペーパーのペチコートにレースのウエディングドレス
女の子のウィッグはオリジナルの物ですが
男の子はウィッグを外して金髪に改造されています

この人形には茶髪のバリエーションしか無いので
実際の新郎に合わせてケーキ屋さんが作り直したのでしょう
また裸で売られていた人形なので
服もケーキ屋さんの手作りだと思われます

00IMG_4091.jpg
左右にいる小さな人形たちは1930年ごろに
おもちゃ屋さんで箱に1ダース入りで並べられ
子供が小銭で買っていたヘルトヴィヒ社の「鉤針編み人形」のシリーズ
どちらの新婦も白い花に緑の葉のブーケを持っています
左の新郎と右の新婦の胸には同じ色のコサージュも残っています
新婦のドレスはどちらも後ろに裾を引きずるデザインです

1930年の新郎新婦は結婚80周年のオーク婚式
1924年の新郎新婦は85周年のワイン婚式が済んでしまいました
壊れやすいビスクで安い玩具の人形なのに
100年近くも二人が捨てられず離れもしないで一緒にいられたのは
とてもロマンチックな奇跡だと思います

古い人形が好きなの結婚式のときに
ウエディングマーチのオルゴールに入れて
持たせてあげたいと思っています
15:02  |  お人形の服  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)  |  EDIT  |  Top↑

Comment

かわいい!よく残ってますね。状態もよく!驚いてしまいました。小さなのペアで残ってるのは驚異的。
かよぽん | 2012年11月16日(金) 16:05 | URL | コメント編集

こういう小さい人形は子供が遊んで
すぐに壊れたり無くなったりしてしまうんですが
きっと結婚式の思い出にずっと箱の中に入れて
取っておいたりしていたんでしょうねv-256
1920~30年代に結婚したというと
私から見ると曾祖父母の世代になりますv-12
梅ママ | 2012年11月16日(金) 23:09 | URL | コメント編集

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