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2016.08.14(Sun)

激泣きドール

0IMG_3960_GF.jpg
ぷんぷんとはちきれそうな風船ほっぺ
いつもおとなしくて良い子のAM341が
もしぐずったら こんな表情になるだろうなー
という感じの 激泣き顔のベビーです

ビスクドールというと まず頭に浮かぶのは
整った美しい表情 神秘的な永遠のアルカイックスマイル
ですが 不機嫌そうな泣き顔の人形たちにも
たまにめぐりあいます

有名なのは SFBJのダブルフェイス・ジュモー
笑顔のヘッドの後ろに 今にも金切り声が聞こえてきそうな
怒り叫ぶ表情が隠れていて
初めて見たときは 人形という概念をくつがえす
その感情の激しさにドキッとしました

SFBJのような 20世紀のビスクドールに流行したのが
それまでの 理想的なアルカイックスマイルではなく
リアルで人間らしい 個性的な表情を持った キャラクタードールたち
ビスクドールの歴史が迎えた 小さなルネッサンスです

とはいえ その萌芽はすでに1880年代に
ブリュによってつくられていました
ペイントアイの 笑顔と泣き顔のダブルフェイスは
ファッションドール・お嬢様人形・
7~9インチぐらいの幅のオールビスクドールと
展開がずいぶん幅広いわりには
どれも相当の希少品です

人形を1体だけ選びなさいと言われたら
ほとんどの子供は 小公女のセーラのように
とびきり愛らしい笑顔の人形を選ぶと思います
最初の1体から 親しみづらそうな
激泣きのベビーをお迎えするのは
相当の上級者ではないでしょうか

20世紀が キャラクタードール全盛期になったのは
人形の生産力や流通力が上がり 価格は安くなり
一人が複数の人形を持つようになって
大人も「かぶらないプレゼント」が必要になって
いろんなバリエーションの子の需要が
できたからだと思います
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