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2017.09.11(Mon)

過ぎ去りし夏

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今年の夏は部屋の工事があったので
玄関先にいた梅郎(ばいろう)&梅次郎(うめじろう)コンビもしばし避難
やっときのう段ボールの中から救出しましたが
夏休み前に模様がえをしたまま
時が止まっていました…
もう季節は重用の節句もすぎ 秋模様です

久しぶりに戻ってくると やっぱりかわいくて
しばし眺めてしまいました
小さな小さな顔 くりくりの頭
明るい肌の色 ぷくぷくのほっぺ

右の梅郎ちゃんはアメリカにいたころ
手足がなくボディが割れて
骨董屋のゴミ箱に捨てられかけた子ですが
顔のかわいさで一命を取りとめたベビーです

イーベイで この不思議な顔だちのアップにひかれ
でも私しか買う人がいなくて
開始価格の9ドル99セントでうちに来ました

割れたボディを修理し 現代ものの
ポーセリンの手足をくっつけて
お人形友達の編み物名人に編んでいただいた
レース編みの三点セットを身につけて
そのかわいさを見るにつけ よくぞ
ゴミ箱に捨てる手を止めてくれたと感謝です

そういう不思議な出会いがあるのも
長い年月を生きるアンティークドールの
コレクションの楽しみのひとつです
12:24  |  アンティークドール雑談  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑
2017.09.10(Sun)

自炊

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自分でごはんを作ることではなく
スキャナーを使って自分で
本からデータを吸い取り
電子書籍にすることを
自吸い→自炊というそうです

きれいにスキャンするためには
本をバラバラにしないといけないので
今まで もったいなくて
やっていませんでした

でも 古本屋で買った文庫本などが
ページをめくるとパリパリと崩壊しはじめ
このままでは開くこともできなくなる
と 自炊に踏み切りました

なお 戦前の本は逆に ピンピンしていました
貴重なものでもあるので
こちらはそのまま フィルムにつつみました
この本は文字のインクがすごくにじんでいます
インクがにじまないよう紙を加工する薬品が
酸化を早めると 何かに書いてあったので
戦前の本は そういう薬品がまだ
使われていないようです

さて 自炊で本をバラバラにするにあたって
薄い冊子などは お気に入りの
ナカバヤシスライドカッターで切っていました
これ


単行本などの分厚いものはこれでは切れないので
カッターでばらしていましたが
案の定 指の先がどんどんスライスされて行き
このままでは指が無くなってしまうので
裁断機を買いました



私が使っているのはこれ
折りたたみができるというので選びました
けっこう重いので そのたびに棚から下ろすのは
大変で 結局出しっぱなしにしています

単行本もザクッとまとめて切れます
冊子なども含めて300冊ぐらい切りましたが
刃を受ける受け木もまだ最初の1面が使えています

レーベルによって 板みたいに全然切れない本があります
カッターで薄くばらばらにしてやっと切りました
ハンドルにはストッパーがついているので
片手で安全装置を押しながらでないと
ハンドルを押せません
だからまちがって切れることはありませんが
片手でハンドルを下ろして切るのは
か弱い私には無理なので
安全装置を押しながらハンドルを下ろしてから
両手に持ち替えて切っています
少し面倒ですが 安全第一なので…

赤いレーザー光で切れる場所を示してくれるのですが
いまいちピンとこないので
受け木の傷を目安にしています



私が持っているのが180DXでこれは200DX
値段がだいぶ高いですが 違いは裁断できる分厚さです
180DXは1.5cmで 一般的な漫画の単行本(200P)は切れますが
文庫版などの少し分厚いやつが もうちょっとというところで入らないので
カッターで二分割せざるを得ません

200DXは本が入る高さが高いだけでどうしてこんなに
高くなるのかと疑問でしたが
20%分厚いものを切るには 刃の強度なども20%上げないと
いけないので より上質な鋼はより高額ということみたいです

漫画単行本の自炊がメイン+多い人は
分厚さが微妙なことが多いので 200DXのほうが
ストレスが無いと思います
私は薄い文庫本が多いので
安くてやや軽量な180DXで良かったと思います

スペースを確保するための自炊のために
巨大な裁断機を買うというのは
いったいどういう矛盾なのかとも思いますが
裁断機を使ってみると 実にスムーズで
暇なときにどんどん切って 1冊ずつ袋に入れて
たまったら まとめてスキャナにかけています

なお スキャナはカラーと白黒を自動判別するモードだと
どっちも綺麗に読めないので
本文をグレースケールでスキャンし
カバーは別にカラーでスキャンして
あとで統合するのが綺麗です

写真は スキャンするために切り取られた
表紙の一部です
右はカバーをカッターで切ったもの
左の本はソフトカバーだったので
裁断機でまとめて切ったために
ノドの部分が大きく欠けています
(これぐらい深く切らないと
背表紙をくっつけるノリが残っていて
ページがくっついてしまう箇所が
出てくるのです)

最初は抵抗がありましたが
スキャンしてみると 今までは積んでおくだけで
読まなかった本を手軽に開けるし
USBメモリ1本に何百冊も入るので
移動中に好きな本を読めるし
劣化しない
PDFなので本に直接メモを書き込める(そして消せる)
OCRをかければ検索や翻訳もできて
本が生き返った気がします

でも 子供の思い出の絵本などは
データだけの問題ではないので
やはりバラバラにはできません
自動でページをめくったうえに
歪みなくスキャンしてくれるような
ロボットはいつできるのでしょうか
01:10  |  お人形の本箱  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑
2017.09.06(Wed)

小さな紙袋

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小人閑居してミニチュアをつくる
夏休み中 ひまを持てあました
七夕のときの折り紙の残りで
何かを熱心に作ってると思ったら
なぜか1/12サイズの紙袋を作っていました

和菓子屋さんでモナカを買ったら
もらえそうな感じの紙袋
取っ手をのぞいた高さは2cmほどです

紙袋をたたんでしまってあるときの
取っ手や底の部分の折り目が
やけにリアルなこだわりですが
とくに何かの用途のために作ったと
いうのではないそうです
13:30  |  ハンドクラフト  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑
2017.09.04(Mon)

シャドウボックスの中のおもちゃ屋さん

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お気に入りのシャドウボックスのガラスを磨いたついでに
中身を取り出して撮影しました

ピエロのいるおもちゃ屋さん
このシャドウボックスの何が好きなのかというと
紙の窓枠やドアの中にきちんと空間があって
部屋の中が存在することです

ブログにもしつこいほど書いていますが
クリスマスツリーに吊る紙の家の中身とか
トランク型のリカちゃんハウスの
シャワールームのレースのカーテンのむこうとか
ロバートサブダのしかけ絵本の
ドロシーやアリスの家の中とか
そういう空間をのぞくのがたまらなく好きです

シルバニアハウスやドールハウスのように
壁や屋根がオープンになっているものには
その感覚を感じないので
閉鎖空間をのぞく感じが好きなのかもしれません

だからといって 鳥の巣箱をのぞいて
ときめくということもないので
自分のスイッチがいったいどこについているのか
自分でもわからないところです

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正面からだと遠近感がよくわからないので
斜めから撮ってみました
実際には奥行きのある設定なのだと思いますが
こういう薄い雑貨屋さんも実際
観光地などでよく見かけますし
それが隠れ家的なリアリティにつながって
ときめきを増している気がします

せまい中にぎっしりと品物が詰まって
ドアの近くにはごく小さなレジテーブルとレジもあります
これがしかけ絵本なら 中の人形は独立した人形なのですが
シャドウボックスなので 人形に窓枠の線がかかっていますし
手前に人間が立っている奥には
当然ながらおもちゃが存在しません
そのせいで ああこのお店は本当は二次元のもので
三次元には存在しないんだという
不思議な寂寥感にとらわれます

実際 しかけ絵本にしたって
二次元を三次元に組み立てただけの
糊付けされた紙ですから
シャドウボックスと何も変わらないのですが
人間の感覚というのは理屈で説明しがたいです
09:20  |  わたしのミニチュア玩具箱  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑
2017.08.29(Tue)

グラスアイ

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グラスアイを作ろうとしてみたところ
何かの魚卵みたいなやつができました
大きさがそろわないのはもう仕方ないとして
黒い瞳孔が流れる流れる
ドイツの工場裏の跡地から発掘される
失敗作の目玉でも
瞳孔が流れているものが散見されますが
この魚卵を見るにつけ
大きな宝石のようなグラスアイは
人類の技術の最高到達点のひとつだと思います
17:02  |  ハンドクラフト  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑
2017.08.25(Fri)

コンポジション

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コンポジションとは ビスクドールのボディなどにつかわれる
木粉を固めた練り材料のことです
というと 縁が遠い感じがしますが
安い汁椀などの 木粉成形品というものも
いわゆるコンポジションです

すなわち薄くて軽くて丈夫なので
ヘッドまでコンポジションでできた
丈夫な人形も作られました
コンポジションドールとよびます

もとが白いビスクとちがい コンポジションは茶色いので
ペンキで色を塗る必要があります
ペンキのはっきりとした色は
ビスクドールのリアルでぼんやりした色よりも
はっきりと目を引きます
また モールドもビスクドールよりくっきりしています
とくにベビー全盛期で 可愛いものが多いのですが
ペンキ塗りのため 劣化が早いのが残念です

レトロソフビドールとコンポジションドールを見比べると
顔の描き方や 目の開閉メカニズムなど
今のソフビドールへと変遷していくようすがよく見えます
写真の子は タミーちゃん系のペイントで
比較的最近のデザインのように思えます

数年前の服は古臭く見えるのに
数十年前の服は目新しく見えるように
ビスクドールは大昔すぎて懐かしさというのとは
別の次元に存在していますが
コンポジションドールにはちょうどいい感じの
懐かしさを感じるのも
可愛く感じる理由のひとつかもしれません
11:58  |  アンティークドール雑談  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑
2017.08.19(Sat)

ハロハロスイカ

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インスタ映えという言葉が生まれる前から
ビジュアルの可愛さに定評のあったハロハロ
今年のスイカは可愛さメーターが振り切れてました

とくに感動したのはスイカの種の部分です
チョコチップではなく サクサクした感じの
ビターココアクッキーなのです

なので 舌が冷えていても
ちゃんと溶けて味がわかるし
アイスクリームに添えたウエハースのように
舌を温めてもくれるという すぐれもの

スイカ味じたいは スイカバーと同じく
安定したスイカのおいしさで おいしかったです

緑の部分に突入しても
当然ですがまだスイカの味がするのが
不思議な感じがしたのが不思議でした
「そこはもう食べられない部分」という
心のブレーキが
こんなにも刷り込まれているほどに
人生において スイカを
たくさん食べてきてたんですね

お盆が終わって そろそろ夏も終わり
長々とかかっている 部屋の模様替えが
なかなか終わらないのですが
とりあえず壁紙洗いをやってみました

泡タイプのオレンジ洗剤とたわしで
壁のクロスの汚れを軽くこすって
ふき取るというものですが
一時どこにでもあったオレンジ色の洗剤が
減ってしまって 泡タイプのも無くて
困ったなーと思ったら 100均にあったのですが
オレンジ色の容器の洗剤にはオレンジ成分がなく
オレンジオイルが入った洗剤は白い容器に無色の液体という
何かシェイクスピアの三人の魔女による試練めいた
洗剤コーナーの並びでした

なお 壁はすごくきれいになったのですが
そうすると画鋲の穴が今度は目立って気になったので
壁補修パテというのを買ってきました
ゆるめの石粉粘土みたいなもので
穴の中につまようじでつめて 表面をへらでならします
そこだけうっすら白いですが 画鋲の穴よりは目立ちません

ほどよい粘性と 乾くと真っ白になる性質
これはひょっとして ビスクドール修理のときの
石膏のかわりに使えるのではないかと思いつきました
ひびを埋めるぐらいなら石粉粘土でもできますが
アイロッカーの修理のときなど 目玉の横の部分に
ニュルッと出して使えそう
10:53  |  その他の雑談  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑
2017.08.14(Mon)

ちいさくて美しい

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身長7cmの親指姫
小さいのにきちんと美しくて
まさに器量よしということばがぴったりです

ツンと尖った鼻や口元の凹凸など
金型とプラスチックのガチャフィギュアでも
ここまで作りこめないであろう凹凸を
石膏型とポーセリンスリップという
摩耗しまくる素材で作ってしまう
ドイツの技術力はやはりすごいです

そんなに顔は丁寧なのに
腕のほうは タイヤキもびっくりの
バリが指先にしっかり残っていて
水かきみたいになっているところが
大量生産の時代を感じさせます
16:50  |  お人形ストーリーズ  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑
2017.08.10(Thu)

乳児湿疹ベビー

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我が家にはお嬢様人形が少ないので
お嬢様たちはどうだかわからないのですが
ベビーには割りと多い確率で
この子のような 肌荒れがぼろぼろした
感じの子がいます

絵付けの皿はどんなにこすっても
表面のうわ薬が硬質のガラス質なので
絵が落ちることはありませんが
うわ薬の上から絵付けをするタイプだと
だんだん絵が剥がれてきます
ビスクドールもうわ薬がかかっていないので
ずっとこすっていると こんなふうに
ほっぺたがはげてくるのです

一番よくみられるのは
首が固定していて腕が動くタイプの
オールビスクドールで
硬質の親指がほっぺの同じ場所をこすって
頬にななめの傷がつきます

これが片方だけ濃い場合には
持ち主がドールハウスに置いて
ポーズを取らせていたんだなと思うし
両方同じ濃度の場合には
バンザイして着替えをさせて遊んでいたことが
わかるので ほっぺの傷は
人形の過去を語ってくれる 貴重な手がかりです

100年の昔 自分をかわいがってくれたのは
こんな女の子だったんですよ
自分はこんなふうにかわいがられていたんですよ
と ほっぺたの傷は誇らしげに語ります

この子はほっぺたや顔全体が
全体にこすれてぼろぼろになっているわりには
ひびなどがなくウィッグの状態もとてもよいので
子供が乱暴に扱ってこすれたのではなく
子供がごはんを食べさせては
ママが後からやってきて
汚れた人形の顔をゴシゴシとふいては
また子供が食べさせていたのでは
ないかと思います
11:08  |  アンティークドール雑談  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑
2017.08.05(Sat)

メアリーアーデンスの額

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大分の城島高原パークの
切符をもらったので行ってきました

ここのレストラン メアリーアーデンスは
イギリスのカントリーをモチーフにした建物で
壁には19世紀のファッションを描いた
古いエッチングの額が
あちこちに飾ってありました
これはその1枚で
ファッションドールでもかぶるのに難儀しそうな
複雑なボンネットがいっぱいです

薄いヴェールのような布を重ねたりして
ボンネットはファッションよりも
日よけとしての機能性を
重視されていたようです

針のように先の尖った靴は
どう見ても歩くつもりが無さそうなので
屋根の無い馬車に乗るときの
コーデでしょうか

女性たちのつややかなブルネットと
くっきりした黒い瞳が
いかにもイギリス風
背中をびっしりと覆うくるみボタンが
クラシックで素敵です
01:47  |  お人形の服  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑
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